光熱費を節約するワザ

暑い夏を乗り切るぞ『自分の力で乗り切るぞ編』

 お年寄りで「昔はクーラーなんかなかったぞ」とおっしゃる方もみえますが、
現在の夏は昔の夏よりもかなり暑いです。


夏バテ.jpg
 昨年のこの地方の8月15日の最高気温は34.7度。
50年前の1962年の同じ日の最高気温は32.6度です。
確実に温暖化が進んでいるのが分かりますよね。


 暑いからといってクーラーをガンガンかけるのはお勧め出来ませんが、
何も暑さ対策もしないのは、非常に危険です。
節約、節電のためと言ってクーラーを使わずにいて、
室内で熱中症にかかってしまうようではなんにもなりません。


 でも出来ればお財布にも環境にも優しい方法で暑さを凌ぎたいですよね?
昔から行われてきた暑さ対策で、今の時代でも充分使える知恵がたくさんあります。

その 1


 まずは『打ち水』

打ち水.jpg
 玄関の前に水を撒くアレです。
水を撒くことで土ぼこりを防いだり、涼を得たりする日本の伝統的な習慣です。
これは気化熱という、水が気体になる時に周囲から熱を吸収する性質を利用したものです。


 水が熱を奪って蒸発するんですね。
昔の人は科学的根拠を知っていてやっていたんでしょうか?
打ち水をした所と、していない所では約3度の温度差がありました。3度って結構大きいですよね。


 打ち水をする時には注意する点が1つあります。


 温度が下がるなら、いつでもどこでも撒きたくなっちゃいますけど、
日がものすごく当たっている場所に水を撒くのはあまり意味がないんですよ。
「焼け石に水」って言いますよね。まさにそれです。


 日当たりのいいところに撒くと、水を打った瞬間は温度は下がリます。
でもまたすぐに温度が上昇して乾いてしまう。だとすると撒いた水の分だけ無駄になってしまいますよね。


 じゃあどうすればいいのか?日陰が出来ているところに打つといいんです。
日陰であるかどうかによって、持続時間が違ってくるんだそうです。
なので、日陰になっているところに打つか、何かで日陰を作ると良いということになります。


 日なたと日陰の温度差の少ない朝や日が沈んだ夕方に打ち水をしておくと、昼間や夜間に過ごしやすくなります。


 マンションのベランダにはオススメできませんが、お風呂の残り湯を打ち水に使うと水道水を使うよりも節水に。


その 2


すだれ.jpg
 『すだれ』ってご存知ですか?


 すだれも昔から日よけ、目隠しに使われていた夏の風物詩です。


 これからの時期、ホームセンターなんかでよく目にしますよね。
実はこれはかなり理にかなっているんですよ。直射日光を遮断して、風だけは通っていきます



 窓には外気の熱は通さなくても、太陽の直射日光は通すという性質があります。
だから冬の寒い日でも窓辺はポカポカしていたりするんです。


 カーテンを閉めた場合とすだれを窓の外側に設置した場合とで室内の温度の差を測定したら、
測定開始後40分で、カーテンだけの部屋の室温が5℃も上昇したというデータがあります。


 窓の内側にあるカーテンは、窓が直射日光で暖められて部屋の中に熱を放射してしまうので、
部屋が暑くなってしまうんです。
もちろんカーテンで遮っておかないと、もっと室温は上がってしまうのでカーテンをしないよりかはいいんですけどね。


 一方、すだれの場合は窓ガラスの外にあって、直射日光を直射日光を遮断します。
熱は外に放射されるので部屋の中は暑くならないんです。だから涼しく感じるんですね。



     チョット変わったすだれを見つけました。
    なかなかハイテクな感じじゃないですか??

     よそとは違うものを使ってみたい方にオススメかも。

     
     『断熱』効果があるものなので
    『夏は涼しく』『冬は暖か』が簡単に実現できてしまうスグレモノ!!


     取り付けはフックを引っ掛けるだけと超簡単で、
    水や汚れにも強い素材でできているので一年中使用出来るそうです。


 普通のすだれだったら夏が終わったらしまう場所がいるという難点もありますが、
やはり『遮光効果』を狙うなら検討する価値はあると思います。


洗濯物もあなどれない!

 
洗濯3.jpg
 我が家では寝室の窓の外にすだれが取り付けてあって、
オフシーズンは【外してしまっておく場所がないので】クルッと巻きとってそのまま窓枠にくっついています。
リビングの窓用に大きいものが欲しいのですがオフシーズンの収納場所がないので
「今日は熱くなるぞ」という日にシーツやタオルケットなどの大物を洗って
洗濯竿に掛けて日除けにしちゃってます。


 日除けにもなりさっぱり洗い上がった寝具で寝れるので一石二鳥だと思ってますが、
そんな事をしているので夏場はいつも水道代と電気代が上がります。


 いつも「洗い過ぎじゃない?」って家族にも言われるんですけどね(笑)
他で何かを減らせばいいやと思ってせっせと洗濯に励んでます。


 8月半ば頃にもなると「今日は熱くなるぞ」って日がずーっと続いたりするので、
だんだん洗うものが無くなってきます。
毎日シーツを洗っても仕方ないので最終的にはカーテンを洗って吊るします。


 いいですよ、コレ。
なんといっても乾くのが早い!出かける前に洗って吊るしておけば
帰ってきた時にはすっかり乾いて部屋には柔軟剤のいい匂いが。結構幸せ感じます。


夏の大掃除、オススメです!


 余談ですが、大掃除は乾きの早い夏場にやっておくといいそうです。
そもそも何で寒い冬に?って思った事ないですか?
新しい年を迎えるためにと言うのもわかりますが1年の汚れを1度で落とすことは無理だし、
年末ってただでさえも忙しい時期なんだから気持ちに余裕も無いですよね。

 
 気持ちの問題ならば夏場にやるのも問題にはならないはず。


大掃除.jpgのサムネイル画像 夏場なら水も冷たくないから余程でなければお湯も使わないですしね。


 カーテンを洗うついでにベランダも掃除したり。
窓も水洗いしたり。自分が濡れても寒くないから風邪引く心配もないし、
子供にやってもらっても良さそうですよね。


 夏場に小分けにして大掃除しておくのはかなりオススメです。


その 3


 『すのこ』もいいそうです。
すのこといえば押入れの湿気対策のような気もしますが、
すのこを敷くことでコンクリートへの直射日光を遮断することができます。
同時に、照り返しや蓄熱を防ぐことができるというわけです。
すのこ.jpg
 コンクリートが暑さを感じさせる理由は、照り返しです。
夏の歩道なんてものすごく暑いですよね。
 上からも下からも熱がやってくる感じで。
照り返しで日焼けしてしまうことだってあるんですから。


 照り返しが減れば床や家具が熱せられて部屋の中が暑くなることも減ってきます。
コンクリートのバルコニーやベランダのあるお宅であれば、
『すのこ』と『すだれ』を一緒に使うとさらに効果的ですね。


その 4


 『障子の二重貼り』ってあまり聞かないと思うんですが、
昔から日本の家屋で使われてきた手法なんだそうです。


 通常の障子紙の張り方とはちょっと違い、枠の両側から障子紙を貼るだけ。
これだけの事で間に空気の層ができて、断熱効果が高まるのだとか。


 お子さんがプスプスと障子に指を突っ込んで穴が開いたままになっていると、
見た目が残念なだけでなく、夏の暑い日差しも冬の冷たい空気も通してしまいますから、
貼り直すまではしなくても何かで穴は塞いでおきましょう。


 二重貼りをすると当然障子紙が倍量必要になりますが、試してみる価値は十分にあると思います。


その 5


 『窓を開ける』のもオススメです。
防犯上問題がなければ窓を開け、自然風が入らないようであれば扇風機などを使用して、
室内に外気を取り込みます(この時、空気の通り道ができるように反対側の窓も開けるとさらに効果的です)


 空気がこもったままだと尚更熱さを感じるので、室内の空気を対流させてあげましょう。


他にもこんなことも


 『氷枕』もいいですよ。
昔みたいに氷を入れるタイプのものからプニュプニュした触り心地のものまで
種類も豊富に出回っています。
ケーキを買った時についてくる保冷剤を使うことも出来ます。


 夜寝る時に直接枕代わりにしないで、タオル等を巻いて使いますが
それだけで体感温度は随分下がります。
大体一晩くらいは効果が続きます。


 首周りを冷やすのは、暑さ対策として非常に効果がありますが後頭部を冷やすのはダメなんですよ。
人間は本能的に後頭部を冷やし過ぎると体が生命の危機を感じ、体温を上げようとするんだそうです。
これでは、暑さ対策には逆効果ですね。


 太い動脈がある部分を冷やすのも効果があります。
熱がある時に脇の下、太ももの付け根あたりを保冷剤や冷えピタなどを使って冷やすと楽になったりするのはその為です。


 お化粧崩れを起こす女性の大敵【顔汗】を早く引かせるためにも
動脈が皮膚のすぐ近くを通っている首や、脇の下などを冷やすと効果的。
それにより循環している血液を冷やすことができ、皮膚も冷えるために効率的に汗を早く抑えることができるんだそうです。


快眠.jpg
 『寝具にも工夫』をするといいですよ。
パジャマやシーツなどの素材にもチョッと気を遣いましょう。
通気性の良い麻などの生地は体感温度を下げることができるので、更に快適な睡眠が約束されます。


 通販でも『快眠グッズ』を扱っているので色々試してみたいところです。
ヒンヤリ感があるシーツとか。竹で編まれた竹シーツとか。毎年毎年いろんなモノが出てきます。



     『ジェルパット』も良いとは思うんですけど・・・・
    洗濯機でジャブジャブ気兼ねなく洗える方が良くないですか??
     汗が結構付きそうだし(ニオイ気になりません??)


     取り付けも洗濯も簡単だと扱いも楽じゃないですか?
    

     エアコンで涼んで寝るのも悪くはないと思いますけど、
    電気代も気になるし、体調だって気になりますよね?
     ランニングコストの掛からない『快眠』魅力的じゃないですか? 


見た目も大事!


 夏場の寝室を「寒色系」で揃えると視覚効果で暑さを抑えられるとも言われています。
年中同じ色のシーツやカバーを使っていてそろそろ買い替えどきかなと言うのであれば
ぜひ夏場には寒色系、寒い冬には暖色系のものに取り替えてみてください。


観葉植物.jpg
 視覚的効果繋がりなんですが、窓際に観葉植物を置いたりインテリアをブルー系で揃えることも、
清涼感を感じることに効果的です。


 暖色系と寒色系の色の視覚による体感温度は約3度も違うそうなので、
インテリアで清涼感を演出するという方法もあります。
ただし直射日光の当たる窓辺に観葉植物は置かないで下さいね。
暑さにやられて枯れちゃいますから。


耳からも涼しさを。


風鈴.jpg
 『風鈴を吊るす』という方法もあります。
いいですよね、あの音。最近はあまり耳にしなくなりましたけど。
風鈴の音には「1/fゆらぎ」という音が含まれていて、
脳内にα波が発生してリラックス効果があるんだそうです。


 人間は目からも耳からも涼しさを感じられる幸せな生き物なんですね。
工夫次第で(もちろん文明の利器の助けも借りつつ)熱い夏を快適に過ごすことができるんです。


暑い時こそ!


早起き.jpg
 暑い時はついついウダウダとしてしまいがちですが、
朝の涼しいうちから行動して用事を済ませてしまうという方法も。
夏場だと外が明るくなるのも早くなるし、朝の涼しいうちから作業を開始すると
日中に同じ作業をするより断然はかどります。


 庭仕事をする時に気になる日焼けだって、最小限に抑えられます。
朝早くから頑張って、日中の暑い時間は図書館やショッピングセンターなどで涼んでみてはどうでしょう?
家で自分の為だけにエアコンを使わなくても済みますよ。


 ショッピングセンターでは誘惑が・・・お金を使っちゃうかもしれないという危険を考えるなら、
公共の施設に逃げこむのが得策ですね。


汗をかくのも効果あり!


チゲ鍋.jpg
 熱くて辛いものを食べて汗をたくさんかくのもいい方法です。
熱い日の鍋料理、結構オススメです。



 冷たい飲み物のとりすぎには注意しましょう。
麦茶は利尿作用もあるし、体温を下げる働きもある夏にピッタリの飲み物
もちろん、ノンカロリーですよ!夏太りとは無縁な飲み物。


 昔から行われてきた暑さ対策や生活の知恵は、家計に優しいエコライフといえます。
エアコンに頼るだけではなく、生活の知恵を見直して、暑さと物価上昇を乗り越えていきましょう!


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